修繕積立金は重要です

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管理費は生活費、修繕積立金は貯蓄

修繕積立金の毎月の徴収額は、本当にお安いほうがお得なのか?

この問題は短期的にはお得のように錯覚しがちですが、長期的に考えた場合に結局は負担額が大きくなり、足りない分は補填するわけですから、つまり決して「トク」ではありません。 統計的に築後10年以内のマンションは修繕積立金が安い傾向にありますが、将来的には必ず値上げされます。新築時に修繕積立基金を納めますが、それだけではまかなえません。後々不足した分は修繕費の値上げや、特別修繕積立金、一時金等でしっかり徴収されるのです。要するにお金を払うのが後か先かになるだけの問題なのです。

大規模修繕は必ず訪れます

ここで重要なことは、大規模修繕時期がまだ先だと見送らず、事前にしっかり話し合っておくことが重要です。もしも値上げをするのであれば、管理会社はそのデータを記載した書面と説明をしっかりすること。またオーナー様(管理組合)、つまり皆様は説明を熟知し、納得することが大切だと考えています。
細かく分けますと、設備や部位によってそれぞれ修繕時期が異なっています。また長期的に計画をしている場合は各設備の修繕時期の設定を早めて計画しているほうが安心といえるでしょう。
数年後に行う修繕の内容と予算をふまえ、そして修繕計画の短期的な見直し(3~5年毎)をしなければ、その時期に対応できなくなります。
なぜ見直しが必要かというと、その時のマンションの劣化状態、そして建築費(部材等)の物価の変動、修繕技術や法律もかわることがあり、10年後や20年後のことはわかりませんが、その時々でベストの修繕計画案を作成し、それに伴う修繕費の徴収が望ましいと考えられます。

修繕積立金の貯蓄額が少ないマンションは危険です

マンションを中古にて購入される場合にどれだけ修繕積立金の貯蓄額を気にされるでしょうか。実は修繕積立金は、専有部分の売価や仕様、設備と同じ、もしくはそれ以上に重要です。もしも修繕積立金の乏しいマンションを購入した場合は、後に多額の特別修繕積立金や一時金を払うことになるか、満足な大規模修繕ができないといった危険な状況になり、マンションそのものの資産価値が低下します。つまり修繕積立金が当初より安い、もしくは乏しい場合や修繕計画がいい加減なマンションは、資産価値に大きくかかわってきます。
中古マンションを探している方は、こういったマンションを避けるべきであることはいうまでもありません。

弊社(株)TMC建物の修繕計画

修繕積立金はマンションの将来的な維持保全を図るために徴収し貯蓄されています。その大命題を円滑に行うために、日々の建物の調査と修繕計画の見直しを3年~5年毎に実行し、皆様に弊社や関係業者よりご説明いたします。またリニューアルをするときには弊社の提案の中から皆様にお選びいただくシステムになっていますので、皆様の意思を反映していきたいと考えております。機能的劣化や社会的劣化に対応するために近隣のマンション事情を含めご提案させていただきます。

修繕積立金の運用について

修繕積立金は金融機関(銀行等)に預けていますが、そのときの運用方法やペイオフ対策も弊社の重要な役割です。
修繕積立金の貯蓄は非常に多額ですから、こちらから金融機関に提案し、専用の金融商品を立案してもらうくらいの気概が必要です。またペイオフ対策としてその金融機関を分散しリスクヘッジを行いながら、常に市場の動きを監視し、より有利な金融商品へ移行するご提案も弊社の大きな役割のひとつと考えています。

この修繕積立金を無駄なく有効に貯蓄していくことは、マンションの将来が保障されているようなものですから、皆様も問題意識をしっかり持ち、明るいマンションの未来を築きましょう。そのお手伝いをするのがTMC建物です。

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